亀田大学

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     例えば、ドラえもんのジャイアンがデモテープを作って、オーディションに参加すると仮定してみましょう(笑)。まず、曲が良いとか、歌詞が良いっていう理由でコンテストを通る可能性はありますね。あとは、ジャイアンの"声"、そしてジャイアンの"音程感"を想定して考えてみます。
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まず、声がジャイアンの場合は、それが個性になりえる可能性は大いにあります。ジャイアンの音程感については、メロディなどをジャイアン用に工夫することが第一に考えられます。シャウトで心をつかむという手もありますしね。ラップなんていうのもアリかもしれない。しかも大人になったら案外めちゃくちゃイケメンになってたりとか(笑)、そういった部分があれば"君と一緒にやりたい"って言う人は出てくるかもしれない。でも、ジャイアンほどの度胸があれば、マネージメントはしやすいでしょうね。なんでもやるだろうし、基本は野外フェス系ですしね(笑)。しかも、彼は度胸があるから日本武道館などの大舞台でも、進んで出て行くでしょう。

    結局は、自分の個性を活かすっていうことなんですよね。そこで最善を尽くすのが大事で、そこから先は、審査する側の仕事です。作り手が感じる欠点のようなものが、聴く側にとってはものすごい魅力だったりすることもあるっていうことです。
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    あと、自分が憧れているプロのミュージシャンがいたとすると、その人になかなか近づけなかったり、その人と出している音とは違っていたり......もしくは、出てくるアイディアやサウンドが違うっていうことに対してコンプレックスに思うかもしれません。しかし"同じじゃない"ということは、"憧れのスーパースターとは違った音が出せている"っていうことなんです。僕らは"憧れのスーパースター"はふたりもいらないんですよ。それよりも、君たちの新しい才能がかなえてくれる"聴いたことのない何か"や、"自分の欠点かもしれない何か"を観せてほしいわけです。
そして、自分では気づいていない"自分の持ち味"をしっかり伝えるためにも、これまでにお話ししてきたエチケットを徹底したり、常にベストを尽くさないといけない。それがオーディションの基本なんです。


次回予告 >>

いかがでしたか?勝つためのデモテープ作りの講義は今回でおしまいです。
特別な事をするのではなく、最低限の基本をひとつひとつ守る事。それが一番大事だと僕は思います。
次回は番外編。僕のデモテープ作りの原点をお話します!
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