亀田大学

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    デモテープの制作にあたり、まずは、"人に聴いてもらうためのエチケット"についてお話しします。良い曲や良い歌、そして才能がある/ないっていう話をする以前に、この"エチケット"が大事なのです。

    よくあるのが、デモテープを渡すときに"すいません、音が割れているんですけど聴いてもらえますか?"とか"すいません、ヴォーカルが風邪をひいて声がガラガラですけど、聴いてもらえますか?"という言葉が付くパターン(笑)。
悪いけれども、言い訳が付くようなものを出す時点で、プロの審査員たちからは"惜しいね......"って思われてしまいます。もしくは聴いてもらえないかもしれません。

    もちろん、言い訳を言いたい気持ちはわかります。でも"100%の力を出せば、僕らはこんなものじゃないんです"って言うのであれば、期限が過ぎて来年になってしまったとしても"100%力を発揮して録音したもの"を渡すことが第一です。

kd2.gif たまに"すいません、寝てません!"っていうのもありますが(笑)、頑張った気持ちはわかるけれども、君が寝ていないっていうことは、聴く側にとっては関係ないわけです。
また、届けるべきなのは"音楽"であって、声がガラガラなことは関係ありません。裏を返せば、声がガラガラであっても、良い歌を歌えばいい......とにかく100%の状態のものを作らなきゃいけないのです。

    最初から厳しい話と思うかもしれませんが、プロとして仕事をしている人たちにとって、これは最低限のことであって、"寝てないからうまくいきませんでした"っていうことは、プロの現場ではありえないのです。
ライヴ本番前には、ちゃんと体調を整えて、歌入れの前には良いコンディションで行く、そういった活動につながっていくわけですよ。だからこそ、僕が今言った条件は超えなければいけない。とにかく、ベストを尽くすっていうことです。それが第一のエチケットですね。

kd3.gif     ちなみに"自分は会社勤めなんてできないけど音楽は好きだ! 音楽の世界は自由なんだ!"と思ってらっしゃる方もいると思います。
しかし、一般社会も音楽の世界もまったく同じです。締め切りに間に合わなければデモテープは聴いてもらえないでしょうし、不備があれば受け付けてもらえません。これもエチケットの一環ですが、一般社会となんら変わりはないんですね。

社会人として将来成長していくにあたって、デモテープ作りのエチケットには、社会人生活の基本が詰まっているんです。


次回予告 >>

次回は、将来プロになって活動するときにも大事になってくる、
ベストを尽くした物に対して"検証する"ことについてお話します!
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