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♪ sound sample2:「ROCK」
〜 基礎 : ピック弾きの基本フォーム 〜
まずはピック弾きの基本フォームを説明します。亀田式では、ブリッジの上に手を乗せて、軽くミュートしていることが多いかな? 今回のリフでもミュートがポイントですが、弾き分けることが大事ですね。あと、ピックは弦と平行に当てています。弦に対して斜めに当てて"ジャリッ"とさせると、ピックの当たる面積が少なくなるぶん、音が細くなるんです。あとはオルタネイト・ピッキングの訓練も大事! これぞ亀田式ピッキング術です!
〜 実演 : 亀田式!リフの作り方 〜
では実演サンプルのリフを紹介! 指使いが小節ごとに変わりますが、頭で考えず、無意識に弾けるようになるのが理想です。ルート音にオブリガードを挟む今回のフレーズ構築法は、歌の合間で入れると効果的ですね。あとはスライドを入れることによって、フレーズが次へと繋がっていき"ウネリ"が出せます。スライドはタイミングが最も大切で、そのタイミングをハズさないためにも、正確なビートが常に体のなかで鳴っていることが大事です。
〜 応用 : フレーズ構築法 〜
ワクワクする開放感のある曲にするため、ここではルート音にハーモニーに加えています。ポイントは、2本の弦をできるだけ同じ強さで鳴らすこと。そのため、弦に当たる角度をしっかり水平にキープしましょう。もし自分の好きな曲やフレーズがあったら、それがピアノであろうとギターであろうと、自分なりにコピーしてみましょう。和音の響きなどを感じるきっかけになるはずです。そうやって音楽を探ることによって、自分のフレーズが広がるのです!
(取材・文章: 近藤 隆久/ベース・マガジン)